01 Sep
活況な日本のM&A

2025年は過去最高を上回る勢いでM&Aが行われている。
日本のプライベート・ディールは過去最高の2023年の総額403億ドルを大きく超える可能性があり、これは買収の世界的な減速に逆行して行われているとのこと。

※ロイター記事参照
From vultures to defenders, Japan private equity deals head for record year | Reuters


上記は、PEファンドの規模の大きなM&Aが含まれておりますので、大型の案件があれば、規模は大きくなるものと思いますが、それを除いても、足元クライアント企業からの「譲受に関する関心」は高まっているように感じます。
私の感じる背景としては、①M&Aに慣れた企業が増えてきた、②M&Aで大きく成長している企業がある、③日経平均の好調さがあるのかと思います。
特に②に関しては、上場企業でも様々な企業をグループインすることで、グループ内でのシナジーを生み出しながら成長している企業がモデルとなり、そこを目指して、M&Aに積極的になっている企業が多くなっているように感じます。

M&Aでの失敗事例ももちろんなくはないですが、M&A検討の段階で将来を見据えたPMIが出来れば、良い結果になっている印象はあります。

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